(2025/11/9)

経済学の流派ーマルクス経済学ー

経済学には流派があります。もう半世紀以上前、 私は、田んぼと山だけの地方から、はるばる東京 にやって来て、ある私大の経済学部に入学したの でした。そこで必修で習ったのはマルクス経済学 です。先生は「商品から人間に役立つ使用価値を 取り除くと、そこに全ての商品に共通する価値が 現れる」と言いました。そこから壮大な経済学が 構築されるのです。独逸人マルクスは、ドイツ 観念論哲学を使って経済学を作りました。経済学 の「哲学派」です。

このマルクス経済学を直接間接に土台にしてソ連が できます。このソ連は崩壊して無くなりました。 その結果、世界ではマルクス経済学は相手にされなく なります。しかし、日本の大学経済学部では、今も、 このマルクス経済学が栄えています。日本の経済学の 世界は、茶道の世界に似ています。裏千家などのように、 家元がいて流派として大切にされているわけです。

昔は、マルクス経済学の家元は大学内だけではなく、 社会にも大きな発言権を持って、マスコミにもよく 出ていたものです。しかし、経済を哲学で考えるのは 無理があります。ソ連が崩壊したのも土台の マルクス経済学に無理があったからです。次回は 「数学派」近代経済学を話します。

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