(2025/10/19)

最新の経済学を読む⑧ー(続)銀行の貨幣創造ー

前回は、カーローンによる銀行の取引の話をしました。 この一連のカーローンによる銀行の取引に現金の物理的な 異動は全くなく、銀行の記帳処理があるだけです。銀行は Aに対するカーローン2百万円をどこかから持ってきて 貸したわけではありません。銀行の帳簿に記入しただけで す。現在でしたらコンピュータに入力しただけです。これ が銀行の貨幣創造です。L・ランダル・レイの本では、この 貨幣創造の流れを銀行のバランスシートの動きを使って簡潔 に説明します。この銀行のバランスシートを使っての説明は、 日商簿記3級の本を1冊読んでおけば容易に理解できます。

アメリカでは、義務教育で簿記の基礎を教えるのでアメリカ人 は誰でも簿記の素養を持っているという話を読んだことが あります。しかし、日本では子供たちは、沢山の漢字、 算数・数学、その上、英語まで勉強しなければなりません。 とても、義務教育に簿記を入れることはできません。 そのため、日本では商業高校や大学商学部で学んだ人以外は 簿記の素養を持った人はいません。しかし、複雑化する現代 を生きる上で簿記の素養は必須です。幸い日本には日商簿記 3級の本があります。簿記の仕組みがよくまとまっていて、 この本さえ読めば、簿記の素養は十分です。

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