(2025/10/11)

最新の経済学を読む⑤ー恒等式ー

MMT(Modern Money Theory 現代貨幣理論)には、 次の恒等式が出て来ます。
国内民間部門収支+政府部門収支+海外部門収支=0
恒等式(Identity)とは、「恒(つね)に成り立つ式」のこと です。経済は三つの部門に分けることができます。上記 の恒等式のように国内民間部門、政府部門、海外部門の 三つです。MMTは、上記の恒等式を使って経済を分析し ます。一つの部門の黒字は他の部門の赤字です。

政府が政府部門収支を家計のように考えて、政府財政を コントロールする視点を失い、プライマリーバランス (Primary Balance 基礎的財政収支)に固執すると、経済は 成長できません。テレビや新聞で「日本の財政は赤字です。 借入金が○○円あります。国民一人当たり〇百万円の借金を している状態です。」と報道されます。こうした報道を見ると、 「大変なことだ」と思います。しかし、MMTは、政府の財政を 家計や企業の財政と同じように見るのは誤りだというのです。 政府の財政は家計や企業の財政とは全く別の観点から見な ければなりません。

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