(2025/9/24)

最新の経済学を読む②ー貨幣ー

9/22「最新の経済学を読む①」で、従来の経済学による 貨幣の説明(商品貨幣論)は間違いであったという話を しました。「商品貨幣論が間違いであることは、歴史学・ 人類学・あるいは社会学における貨幣研究によって、すでに 明らかにされている。」(3頁)それでは、正しい貨幣の 説明(貨幣論)はどのようなものでしょうか。

「まず、政府は債務などの計算尺度として通貨単位(円、 ドル、ポンドなど)を法定する。次に国民に対して、その 通貨単位で計算させて納税義務を課す。そして政府は、 通貨単位で価値を表示した「通貨」を発行し、租税の 支払い手段として定める。これにより、通貨には、 納税義務の解消手段としての需要が生じる。こうして 人々は、通貨に額面通りの価値を認めるようになり、 その通貨を、民間取引の支払いや貯蓄などの手段としても 利用するようになる。こうして、通貨が流通するように なる。」(3、4頁)
なお、上記の頁は「MMT現代貨幣理論入門 L・ランダム・レイ 2019年9月12日発行 東洋経済新報社」です。

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